星ボケに続いてぐるぐるボケをゲットしました。
ぐるぐるボケって?
このHelios 44-2 58mm f2は背景がぐるぐる回っているようにボケます。
なんでそうなるのかは私にはよくわかりませんが、あまりに個性的なので惹かれてしまったのです。
ロシアのレンズでオールドレンズではありますが、玉数が多く手に入りやすいと思います。だいたい1万円でお釣りがくるのではないでしょうか。
オールドレンズの一本目に買う方が多いのではないのでしょうか。
生産も長かったようで年代によっても違いがありそうですね。
こちらに詳しく書かれており私も参考にさせていただきました。
グルグルボケするレンズはヘリオスだけでなく、模倣元となったカールツァイスのbiotarやCanonのFLなど他にもあります。
入手経路
今回もヤフオクで買いました。
ぐるぐるボケの出し方
1.絞りは開放で
2.ピントは近距離
3.背景は自然なパターンぽいもの
と思っております。
1.2はもうそのままです。絞りはF2付近で、主役を近距離に置き、背景はそんなに遠くに置く必要はないです。
3がコツだと思いますが、例えば草とか花とか自然にあるパターンのようなものがグルグルしやすかったです。
作例
花とかを主題にするなら日の丸構図で後ろをぐにゃぐにゃにしてもインパクトあるし、真ん中から外してもぐるぐるは真ん中を中心にグルグルするのでそれもいい感じです。
うまいこと人物を入れると人物が目立っていい味でます。
後ろのボケがやっぱりちょっと変わってます。
実はポートレート向きだと思います。綺麗な玉ボケとは違う違和感が人物を引き立てます。
グルグル以外の写りは開放はぐにゃっとしたボケ
絞ればそれなりにシャープな写りですが、まぁ面白くもないかな・・。
色味はミールと少し似ているようななんとなく冷戦時代を思い出す色です。
グレーが渇いたような色味になるような懐かしいような世界に緊張感があった時代を思い出します。
使い勝手
大きくなく重くもないので持ち歩くのは苦ではない。
あまり寄れない。50cmくらいだろうか、あまり寄れないなぁという印象。
料理の写真なんかを撮ろうと思うとちょっと離れないと撮れないのは不便だなと思う。
絞りリングが最初戸惑ったけどこれは慣れれば問題ない。
ピント合わせはαのピーキングがアシストしてくれるので苦にはならない。
総評
買って損のないレンズだと思います。グルグルボケ楽しい!
年代、状態がたくさんあるので買うときは注意が必要かもしれません。
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