slackからTeamsに移って辛かったこと

仕事

なんでもslackだった前職からoutlook+Teamsの環境にうつりました

前職はベンチャー的な50人くらいの会社だったのもあり、社内の連絡はすべてslackでした。連絡というか業務のすべてがslackに集約されていたと言っても過言ではないです。slack+Gsuiteというweb系企業ではよくある環境です。
で、現在は転職しまして某企業に出向しています。まぁまぁ大きい会社でやってることはwebですが、雰囲気はそれ以前の会社の雰囲気があります。

Teamsはチームに所属しないといけない

Teamsではチームの中にチャネルがあります。よって、チームがslackのワークスペース相当です。小さい組織ならば全員入っているチームでチャネルを展開すればよいのですが、大きい組織だと部や課でチームを作りがちです。
まず、所属の組織でチームを作ることになりますよね。流石に全社入っているチームでは大き過ぎる。
仮に営業部だとして「営業」チームを作ります。営業部だけで仕事をしているのならば問題ないのですが、ほか組織とやりとりすることありますよね?経理、エンジニア、企画・・・他のチームを見ることはできません。チームに招待してもらわないといけない。 ですが、DMは同じ組織の人ならチームに参加していてもしてなくても誰にでも送れます。かつ複数人で話せるので突発的なチームを跨ぐやりとりがDMになりがちです。Teamsでは「チャット」と呼ばれるものです。
これが始まってしまうともうやりとりはクローズドになっていきます。メールでToやCcに話が限られる昔の状態と同じ。なんなら上司だけが横断的な会議に参加して情報を得ているのと対して変わりません。メールの置き換え、程度にチャットツールを認識しているとこういう状態に陥ります。

randomがご用意されない

slackの良いところとして、randomが最初からあって大事な話と雑談を分けつつもフランクな会話を促しているところだと思います。これは今の現場だけかもしれませんがTeamsのchannelで雑談してるの見たことない・・・みんなdmで雑談している模様。
仕事の話にしても途中で横道外れたりとかもしないし、考えて発信している感がすごい。。

リマインダーがないだと・・・?

slackに集約していたリマインダーや特定のワードに返信してくれるbotなど、便利な機能がTeamsにはありません。
もろもろ連携できるアプリはありますしbot開発もできるようになっていますが、なんというかかゆいところに届かない。
まず、アプリやbotの連携がDMではできないものがおおい。使えるのはチーム。そしてタブが増えていく。(一つの場所には集約しているけど、そうじゃないんだよね・・)また、自分にDMすることができないのでメモ的な使い方はできません。
チームのこと個人のことの通知をslack上ですべてやる、のは可能だと思うのですがTeamsだとそれが難しいです。同時に使えるPlanner(マイクロソフトのタスク管理ツール)も自分だけに見えるタスクみたいなものはなかった。

「タイトルつけてください」 「えっ?」

とあるチャンネルでのことですが、スレッド進行で進めており新規のお話はタイトルを付けて整形して投稿しないといけないルールでした。それは運用の仕方なのでそれはそれで良いかなと思いました。
(課題管理がうまく整備されておらず、チャンネルでの発言を1課題にしているのが問題あると思わないでもない)
書式が色々できるのはTeamsの良いところなのかもしれないですね。
この辺もslackと比べると1発言がTeamsのが重たいなと思いました。

件名を追加

カスタム絵文字がない

リアクションに絵文字はあるもののデフォルトのものしかないので、読みましたよ的なリアクションは基本いいねになります。つまらん。
絵文字やステッカーとかはあるのだけど、slackのカスタム絵文字ってその会社の文化を表していると思うの。それがないのはやはり寂しいなと思います。

社会人の仮面を被ってチャット

結局大企業の真面目な人たち向けのチャットツールだな、という印象が抜けないTeamsちゃん。Flowに対応しているのは評価するけど、なんともイマイチ垢抜けないというか・・・。色もダサいし・・。
これしかないので使うけど、社内の運用も堅くて真面目な顔してちょっと考えてからチャンネルにポストするような存在になっています。
それはそれでいいのだけど、もっと物事のプロセスを公開しないとなぁと思うのです。その真面目なポストを書くまでどんな思考があってどんな会話があったか、とかをどんどんチャットに残した方が良いのにな。と少しモヤモヤしながら働いているのでした。

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